2000-09-06 第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
現在までの経緯についてでございますが、八月十六日に厚生省の事情聴取といいますか、学長、歯学部長さんから、この漏えいの事実があったこと及び厚生省に提出しました卒業試験問題に改ざんがあったことを認めた歯学部長名の文書の提出がございまして、大学も謝罪会見を行ったところでございます。
現在までの経緯についてでございますが、八月十六日に厚生省の事情聴取といいますか、学長、歯学部長さんから、この漏えいの事実があったこと及び厚生省に提出しました卒業試験問題に改ざんがあったことを認めた歯学部長名の文書の提出がございまして、大学も謝罪会見を行ったところでございます。
文部省では、この事の重要性にかんがみまして、二月二十九日に開催の国立大学医学部長、歯学部長及び病院長会議、この会議におきまして、関連資料を配付して、理解を求めつつ注意を喚起したところでございまして、今後とも、専門家の方々の御意見を伺うとともに、科学技術庁、厚生省等の関係省庁と連絡をとりながら適切な対応に努めていきたい、そういうふうに思っております。
先日、後ほど大臣に聞きますけれども、NHKのテレビに放映された愛知学院大学の歯学部長平沼先生もこの当時の補綴学会会長でした。 それで、この問題、私は平沼先生にはきょうのために数日前もお会いしていろいろと懇談をさせていただきました。それを踏まえてきょう質問するわけでございますけれども、この補綴学会の学術大会を開きました。歯科材料というのがどういう基準で導入されるのだろう。
文部省はアメリカヘ小椋先生という東京医科歯科の歯学部長を派遣しております。そして、アメリカの実態も報告を受けております。アメリカの報告はこう書いてあります。これは小椋先生の報告書ですけれども、「米国の歯科医師免許は相当な臨床実技の力がないと取得できないという事実である。」こう出ています。あのテレビの中ではドイツのチュービンゲン大学の実態が出ておったのです。